結論から言うと、2025年秋にシャトレーゼで販売されている「香るキャラメルと焼き芋クリームのズコット」は、ほうじ茶サブレの香ばしさとさつまいも・キャラメルの甘みが層になった、464円とは思えない満足感のある秋限定ケーキですよ。
こんにちは、暮らしサポートライターの星野結衣です。
先日、近所のシャトレーゼの店頭で「ズコット」という見慣れない名前のケーキが秋フェアのコーナーに並んでいるのを見つけまして、気になって購入してみました。
普段はモンブランやショートケーキを選びがちな私なのですが、ドーム型の可愛い見た目と「焼き芋クリーム」という響きに惹かれて、思わずレジに持って行ってしまったんです。
この記事では、実際に食べてみた「香るキャラメルと焼き芋クリームのズコット」の感想を中心に、ズコットというお菓子そのものの背景や、過去にシャトレーゼで販売されていたシャインマスカット味の情報まで、分けてお伝えしていきますね。
今買えるズコットはどれ?2025年秋の販売情報
まず先にお伝えしておきたいのですが、この記事でメインに実食するのは、2025年秋フェアの対象商品「香るキャラメルと焼き芋クリームのズコット」です。
秋フェア実施店舗にて10月3日から順次販売されており、価格は464円(税込)となっています。
一方、記事の後半で紹介するシャインマスカットのズコットは2022年8月31日に発売されたもので、現在はすでに製造を終了しています。
同じ「ズコット」という名前でも、時期によって全く違う商品が出てくるのがシャトレーゼらしいところなので、この記事では「今買える焼き芋クリーム味」と「過去にあったシャインマスカット味」をはっきり分けて説明していきますね。
目当ての商品がある場合は、購入前に公式サイトや近隣店舗で取扱状況を確認するのがおすすめです。
そもそもズコットとは?シャトレーゼでも人気の理由
ズコットとはそもそも何なのか、気になっている方も多いですよね。
ズコットは、イタリアのトスカーナ地方・フィレンツェが発祥とされる伝統的な洋菓子です。
16世紀頃にベルナルド・ブオンタレンティという人物が生み出したと伝えられており、名前の由来は聖職者がかぶる帽子「ズッケット」、あるいは当時の兵士が使っていたドーム型の兜「ズッコット」にあると言われています。
一度は忘れられかけた歴史あるお菓子でしたが、フィレンツェの老舗洋菓子店が昔のレシピをもとに復活させたことで、現代のケーキ店や喫茶店でも見かけるようになったのだそうです。
作り方としては、薄くスライスしたスポンジを放射状に切ってボウルの内側に敷き詰め、中にクリームやムース、フルーツなどのフィリングを詰めて冷やし固めるのが基本の形です。
特別な型がなくても家庭のボウルひとつで作れる点も、ズコットの魅力のひとつなんですよ。
こうした背景を知ったうえで食べると、シャトレーゼのズコットが「ただ可愛いだけのケーキ」ではなく、きちんとイタリア菓子の様式を踏まえた一品だということが伝わってきますよね。
不二家やコージーコーナーなど、他の大手洋菓子チェーンではドーム型ケーキ自体をあまり主力商品として出していない印象があるので、この形状を季節ごとに展開し続けているのは、シャトレーゼならではの取り組みだと感じています。
「香るキャラメルと焼き芋クリームのズコット」を実食!一口目の感想
ここからは、実際に購入して食べてみた感想をお伝えしていきますね。
土台には、塩味をきかせたサクサク食感の「加賀棒ほうじ茶サブレ」が使われていて、フォークを入れた瞬間にしっかりとした歯ごたえが伝わってきました。
その上に重ねられているのが、上品な甘さのシルクスイートクリーム、紅はるか芋の甘露煮、そしてほろ苦さがアクセントになるキャラメルクリームです。
一口目は、一番上に絞られた濃厚なシルクスイートクリームのなめらかな甘さが真っ先に広がり、そのあとを追いかけるようにキャラメルのほろ苦さが鼻に抜けていく感覚でした。
紅はるかの甘露煮は小さくカットされて中に忍ばせてあるため、なめらかなクリームの中に「ほくっ」とした食感が急に現れて、良い意味で予想を裏切られる面白さがあります。
そして土台のほうじ茶サブレまでたどり着くと、茶の茎だけを焙煎した香ばしい香りがふわっと鼻に抜けて、洋菓子なのにどこか和菓子を食べているような、和と洋が入り混じった余韻が残りました。
正直なところ、キャラメルクリームがもう少し多めでも良いかなと感じたのですが、全体のバランスとしては甘さがくどくなく、最後の一口まで飽きずに食べきれるちょうど良い設計になっていると思います。
以前食べたモンブランと比べると、ズコットのほうが層ごとに違う食感を意識して味わえるぶん、一口ごとの発見が多くて面白いというのが正直な感想ですね。
冷蔵庫でしっかり冷やしてから食べると、クリームのなめらかさがより引き立つので、購入したらすぐより、少し時間を置いてから切り分けるのがおすすめです。
シャトレーゼの秋フェアでは、このズコット以外にも「お芋たっぷりモンブラン」や「栗とさつまいものプレミアムショート」「2種のお芋と栗のあんみつ」といった芋・栗スイーツが同時期に並んでいたので、次回は食べ比べもしてみたいと思っています。
過去にあったシャインマスカットのズコットはどんな味だった?
ここからは、現在は製造終了しているシャインマスカットのズコットについて、過去の販売情報として紹介しますね。
2022年8月31日に発売された「山梨県産シャインマスカットのズコット」は、旬の山梨県産シャインマスカットを使い、ミルクの風味豊かなホイップクリームでふんわりとしたスポンジを包み、中にもシャインマスカットとぶどうのムースをたっぷり詰めた一品でした。
カロリーは1個あたり312kcalで、たんぱく質2.9g、脂質21.0g、炭水化物28.4gという栄養成分が公開されていたようです(もぐナビ調べ、2022年12月30日情報更新)。
このケーキを食べた方のブログでは「シャインマスカットたっぷり」「中にもシャインマスカットが入っていてクリームたっぷり」「ぶどうのムースも入っていた」といった感想が紹介されていて、ぶどうの果肉感とクリームの層をしっかり楽しめる仕様だったことがうかがえます。
なお、ぶどうの皮に黒っぽい斑点が見えることがありますが、これは「シュガースポット」と呼ばれるもので、糖度が上がって熟した証だとされています。
また表面に白っぽい粉がついているように見える場合も、「ブルーム」というぶどう自身が作り出す保護成分で、農薬などの心配は不要とのことです。
こうした説明を知っていると、見た目だけで「傷んでいるのでは」と不安にならずに済みますし、むしろ「しっかり熟した美味しいサインなんだ」と安心して食べられますよね。
このように、シャトレーゼのズコットは通年商品ではなく、旬のフルーツやお芋など季節の素材を主役にした期間限定スイーツとして展開されてきたことが分かります。
はちみつが使用されている点にも触れておきたいのですが、これは1歳未満のお子さんには与えないよう注意が必要な成分なので、小さなお子さんがいるご家庭では覚えておいてもらえたらと思います。
価格・カロリー・販売期間を比較
これまで紹介した2種類のズコットについて、価格や販売時期などの情報を表にまとめてみました。
| 商品名 | 販売時期 | 価格(税込) | カロリー | 現在の購入可否 |
|---|---|---|---|---|
| 香るキャラメルと焼き芋クリームのズコット | 2025年秋フェア(10月3日〜順次) | 464円 | 非公開 | 秋フェア実施店舗で購入可能 |
| 山梨県産シャインマスカットのズコット | 2022年8月31日発売 | 情報なし | 312kcal | 製造終了・購入不可 |
シャトレーゼのケーキは店舗や時期によって取扱状況が変わることが多いので、目当ての商品がある場合は事前に公式サイトや近隣店舗に確認しておくと安心です。
なお価格や販売期間、取扱の有無は変更されることがありますので、最新情報は必ず公式サイトや店舗で確認するようにしてくださいね。
実食して分かった考察――ズコットはなぜ人気が続いているのか
ここからは、実際に食べてみたうえでの私なりの考察を書いていきますね。
シャトレーゼのズコットが支持される理由は、大きく分けて「見た目のインパクト」と「食感の層の楽しさ」の2つにあると筆者は考えています。
丸いドーム型という珍しい形状は、店頭でもひと目で目を引きますし、切り分けたときの断面が華やかなので、家族や友人とシェアする場面にもぴったりです。
実際に食べてみて感じたのは、スポンジやサブレ・クリーム・果実やお芋といった異なる食感の層を一度に味わえる構造が、単層のショートケーキやモンブランとは違った満足感を与えてくれるということでした。
シャインマスカットのズコットのように旬のフルーツを主役にしたタイプと、焼き芋クリームのズコットのようにほうじ茶やキャラメルで大人っぽくまとめたタイプ、両方が存在することも興味深いポイントです。
これは、ズコットという「型」自体は変えずに、季節ごとの素材を主役として入れ替えることで、通年を通してファンを飽きさせない工夫がされているのではないかと筆者は見ています。
実際、シャトレーゼでは春夏はフルーツ系、秋冬はお芋や栗を使ったズコットが展開されてきた経緯があり、この使い分けは不二家やコージーコーナーといった他の大手洋菓子チェーンにはあまり見られない、シャトレーゼらしい季節戦略だと感じました。
また、比較的リーズナブルな価格帯でありながら、契約農場から届く新鮮な卵や、低温殺菌した八ヶ岳の生乳、白州の名水といった素材へのこだわりが土台にあることも、味わいの安定感につながっているのではないでしょうか。
個人的には、464円という価格でここまで層の作り込みがされているケーキは珍しいと感じたので、次にシャトレーゼの店頭でズコットを見かけたら、また違うフレーバーもリピートして食べ比べてみたいと思っています。
まとめ
シャトレーゼのズコットは、フィレンツェ発祥の伝統的なドーム型ケーキを、旬のフルーツやお芋といった季節の素材でアレンジした期間限定スイーツです。
2025年秋に実際に食べてみた「香るキャラメルと焼き芋クリームのズコット」は、ほうじ茶サブレの香ばしさとさつまいも・キャラメルの層が織りなす、和と洋が融合したような味わいが印象的でした。
過去に販売されていたシャインマスカットのズコットも、ぶどうの果肉とクリームの層を楽しめる一品だったようで、季節ごとに姿を変えるズコットの面白さが感じられます。
価格や販売期間は店舗や時期によって変わるため、気になる商品を見つけたら早めにチェックしておくのがおすすめですよ。
よくある質問
シャトレーゼのズコットは通年販売されていますか?
いいえ、これまで登場してきたズコットは基本的に季節限定・期間限定の商品です。フルーツやお芋など旬の素材に合わせて内容が変わるため、常時店頭にあるわけではありません。
ズコットとモンブランやショートケーキとの違いは何ですか?
ズコットはドーム型の中にスポンジ・クリーム・具材を層状に詰めた構造が特徴で、断面の華やかさと複数の食感を一度に楽しめる点が、単層構造のショートケーキやモンブランとは異なります。実際に食べ比べてみても、層ごとに味の変化を楽しめる点がズコットならではだと感じました。
「香るキャラメルと焼き芋クリームのズコット」はいつ買えますか?
秋フェアの対象商品として10月3日から順次販売され、実施期間や取扱いは店舗によって異なります。購入前に公式サイトや近隣店舗で最新の販売状況を確認するのがおすすめです。