2026年のコンビニアイスは、旬の果実感と複数の食感を一度に楽しめる商品が充実しています。
夏には「セブンプレミアム まるですいか」や「まるで和梨」、「爽 贅沢果実シャインマスカット」などが登場し、かき氷と洋菓子を組み合わせた商品も発売されました。
春はミルクやバニラ、秋は和梨やシャインマスカット、冬はチョコレートや練乳など、季節と気分に合わせて選びやすいラインアップになっています。
2026年のコンビニアイスは何が変わった?
2026年のコンビニアイスで特に目立つのは、味だけでなく食感まで細かく設計された商品が増えたことです。
これまでもアイスバーやカップアイスには、果肉やチョコチップなどの具材が使われてきました。2026年はさらに、微細氷、果肉層、ジュレ、ソース、クランチ、カカオニブ、弾けるキャンディなどを組み合わせた商品が目立ちます。
ひと口の中で「シャリッ」「とろり」「カリッ」「パチパチ」といった変化を楽しめるため、単に冷たいおやつを食べるというより、小さなデザートを味わう感覚に近づいていますよね。
季節ごとの傾向を整理すると、次のようになります。
| 季節 | 注目したい味・タイプ | 選びやすい場面 |
|---|---|---|
| 春 | ミルク・バニラ・チーズ系 | 新生活の休憩や食後のおやつ |
| 夏 | かき氷・果実・ソーダ系 | 暑い日のクールダウン |
| 秋 | 和梨・シャインマスカット系 | 旬の果物を先取りしたいとき |
| 冬 | チョコ・練乳・濃厚ミルク系 | 温かい部屋でゆっくり食べたいとき |
もちろん、季節に合う味はあっても、選び方に決まりがあるわけではありません。
暑い日に濃厚なチョコレートを食べたいこともありますし、寒い日にさっぱりした果実系アイスを選びたくなることもあります。2026年の商品を見ると、季節だけでなく、その日の気分や食べる場所まで考えて選べるようになったことが分かります。
なかでも夏は、セブン-イレブンの氷菓が豊富でした。
「セブンプレミアム まるで和梨」や「セブンプレミアム まるですいか」のように、果物を凍らせたような食感を目指した商品がある一方、「ティラミス氷」や「プリン氷」のように、洋菓子の味をかき氷で表現した商品も登場しています。
ロッテ、井村屋、赤城乳業、ミニストップなどからも、果実感や食感に工夫を凝らした商品が発売されました。
これは、コンビニアイスが「暑さをしのぐためのもの」から、「選ぶ時間や食べ比べも含めて楽しむもの」へ広がっているサインだと考えられます。
ただし、商品の価格、販売地域、取り扱い状況は店舗や時期によって異なります。数量限定や期間限定の商品も多いため、購入前には各メーカーやコンビニの公式案内、利用店舗の情報を確認してくださいね。
春のコンビニアイスはミルク系と定番商品が選びやすい
春は真夏ほど強い清涼感を求めない日も多く、ミルク、バニラ、チーズなどのまろやかな味が選びやすい季節です。
朝晩はまだ冷え、昼間は少し汗ばむこともあるため、極端にさっぱりした氷菓よりも、口当たりのよいソフトクリーム系やカップアイスが気分に合いやすいでしょう。
コーヒーや紅茶とも合わせやすく、新生活で少し疲れた日の「小さな休憩」にもなじみます。
人気投票で分かったミルク系アイスの強さ
2026年2月12日から19日にかけて、macaroni読者を対象に市販ソフトクリームの投票が行われ、162票が集まりました。
1位は26票を獲得した、ミニストップの「北海道ミルクソフト」です。
北海道十勝産の生乳を選び、北海道産生クリームの配合量を増やすことで、しっかりしたミルク感を引き出しています。さらに、食べ終えたあとにごみが残りにくい「食べるスプーン」が付く点も特徴です。
この結果からは、味の濃さだけでなく、食べるときの体験や環境への配慮まで含めて商品が見られていることがうかがえます。
2位は20票のファミリーマート「赤城 たべる牧場ミルク」でした。
北海道産牛乳を56%使用したミルクアイスで、濃厚さがありながら後味にはキレがあります。牛のイラストを使った親しみやすいパッケージも印象的ですが、長く選ばれる理由の中心には、ミルクのやさしい甘みがあるのでしょう。
投票では、次の商品も上位に入りました。
- 3位:江崎グリコ「SUNAO バニラソフト」16票
- 4位:赤城乳業「Sof’ ミルクバニラ(カップ)」14票
- 5位:オハヨー乳業「ジャージー牛乳ソフト」10票
- 6位:セブン-イレブン「7プレミアム ワッフルコーン リッチミルク」9票
- 同率6位:明治「うずまきソフト<バニラ、チョコ、バニラ&チョコ>」9票
「SUNAO バニラソフト」は、とうもろこし由来の食物繊維を使用し、糖質9.6g以下に仕上げた商品です。
バニラビーンズシード入りのアイスに全粒粉入りのコーンを組み合わせ、容量は170ml、120kcalと紹介されています。食べ応えがありながら、成分表示も確認して選びたい人にとって候補になりやすい商品です。
「Sof’ ミルクバニラ(カップ)」は、ソフトクリームの上の部分をカップで楽しむような商品です。
北海道産生クリームと北海道産発酵バターを使用し、容量は150ml、164kcal。バニラの香りを強く感じるタイプというより、ミルクのコクをゆっくり味わいたい人に向いています。
春は定番アイスも頼りになる
季節限定品には、見つけたときの楽しさがあります。
その一方で、欲しい日に必ず店頭にあるとは限りません。そこで頼りになるのが、「森永製菓 チョコモナカジャンボ」や「明治 エッセル スーパーカップ 超バニラ」、「丸永製菓 あいすまんじゅう」などの定番商品です。
「チョコモナカジャンボ」は、香ばしいモナカ、チョコレート、バニラアイスを一度に味わえる構成です。複数の要素がありながら味のイメージを想像しやすく、迷ったときにも選びやすいですよね。
「明治 エッセル スーパーカップ 超バニラ」は、200mlの容量が特徴です。少し満足感のあるアイスを食べたい日には、容量を重視して選ぶ方法もあります。
「あいすまんじゅう」は、ミルクアイスとねっとりした小豆の組み合わせが個性的です。同じ甘いアイスでも、軽く食べたいのか、濃い甘さを楽しみたいのかで候補は変わります。
春の冷凍ケースでは、新作だけに目を向けなくても大丈夫です。
その日の気温や飲み物との相性、食べたい量を基準にして、定番と限定品を行き来すると、自分に合う一品を見つけやすくなります。目印にするなら、さっぱり感よりコク、刺激より安心感という考え方が役立ちますよ。
夏のコンビニアイスは果実・氷・食感の組み合わせに注目
夏のコンビニアイスは、かき氷、果実系アイスバー、ソーダ風味など、冷たさをはっきり感じられる商品が中心です。
2026年は、ただシャリシャリするだけではありません。濃厚な素材を使いながら、氷やジュレによって後味を軽くした商品が多く登場しました。
夏に発売された主な商品は次の通りです。
| 商品名 | 発売日 | 価格 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 大人なガリガリ君南国パイン | 6月30日 | 151円 | ゴールデンパイン果汁33%、パッションフルーツ果汁入り |
| 白くまの贅沢チョコレート | 6月30日より順次 | 496円 | 白くまとゴディバのコラボ |
| セブンプレミアム まるですいか | 7月7日より順次 | 181円 | すいか果汁22%、6年ぶりに復活 |
| ハロハロ パチパチシャインマスカット | 7月10日 | 540円 | 果汁入りシロップ、北海道ミルクソフト、弾けるキャンディ |
| セブンプレミアム チョコミント氷 | 7月14日より順次 | 192円 | チョコをやや強めた柔らかなミントかき氷 |
| 森永れん乳氷 鬼れん乳 | 7月28日より順次 | 203円 | アイス、氷、れん乳による3種類の食感 |
| マンゴー大好きな白くま | 7月28日より順次 | 354円 | アルフォンソマンゴーピューレ使用 |
| 爽 パチパチメロンソーダ | 7月28日より順次 | 216円 | 弾けるキャンディ入り、無果汁 |
| ティラミス氷/プリン氷 | 8月4日より順次 | 各257円 | 洋菓子の味を表現したデザートかき氷 |
| セブンプレミアム まるで和梨 | 8月11日より順次 | 203円 | 果汁層と果肉層の2層仕立て |
| 爽 贅沢果実シャインマスカット | 8月17日 | 270円 | 果汁・果肉7%、ジュレと微細氷 |
| SHALILI チョコレートアイス | 8月17日から一部コンビニ先行 | 226円 | 微細氷、チョコソース、カカオニブなどの多層食感 |
価格は元資料の掲載時点に基づくため、現在の販売価格と異なる場合があります。実際に購入するときは、店頭表示を確認してください。
6年ぶりに復活した「まるですいか」
セブン-イレブンの「セブンプレミアム まるですいか」は、2026年7月7日から順次販売されました。
過去にも人気を集めた夏季限定フレーバーで、今回は6年ぶりの復活です。再登場そのものが話題になる商品は、味だけでなく「以前食べたことがある」という記憶も購入のきっかけになります。
すいか果汁を22%使用し、ジューシーな果肉部分と、さっぱりした皮部分を思わせる2色の構造にしています。
独自製法によるシャリッとした食感も見どころです。すいかを買って切る手間をかけずに、夏らしい味と見た目を楽しめるよう工夫されています。
「まるで和梨」は果汁層と果肉層の2層仕立て
「セブンプレミアム まるで和梨」は、2026年8月11日から数量限定で順次発売されました。
「まるでシリーズ」は累計販売数が2億2,000万本を超えています。和梨味では、外側にストレート果汁を使った果汁層、内側にフリージングした果肉層を配置しています。
外側ではみずみずしさを、内側では果肉を思わせるジューシーな食感を楽しめる構造です。シャリシャリした歯触りのあとに果汁感が広がるため、ひと口の中で印象が変わります。
果物を買って洗い、切る時間がない日でも、季節感を手軽に取り入れられるのはうれしいですよね。
ただし、アイスは生の果物そのものではありません。果物の代用品や食事の代わりとして考えるのではなく、あくまでおやつとして楽しむのが自然です。
洋菓子をかき氷にした「ティラミス氷」と「プリン氷」
2026年8月4日から順次発売された「セブンプレミアム ティラミス氷」と「セブンプレミアム プリン氷」は、洋菓子と氷菓を組み合わせた商品です。
「ティラミス氷」は、ココア味パウダー、ホイップ、コーヒーソース、マスカルポーネ味氷、フィンガービスケット風クランチを重ねた5層仕立てです。
今年は氷の配合を見直し、濃厚さを残しながら後味を軽くしています。ティラミスらしいコーヒーやココアの印象に、氷の冷たさと軽さを加えた構成です。
「プリン氷」は、卵のコクを感じるプリンかき氷にバニラアイスを重ね、内側にビターカラメルソースを入れています。
価格はどちらも257円です。専門店のデザートをそのまま再現するのではなく、氷を加えることで夏向けに組み直している点が興味深いところでしょう。
暑いけれど濃厚なデザートを食べたい、という相反する気分に応える商品です。
濃厚さと冷たさを両立した「鬼れん乳」
2026年7月28日から順次登場した「セブンプレミアム 森永れん乳氷 鬼れん乳」は、3種類の要素を重ねた商品です。
なめらかなれん乳アイス、シャリシャリしたれん乳氷、中央の濃いれん乳によって、食感と味の強さに変化をつけています。
甘さの強い素材を使いながら、氷によって後味のキレを作っている点が特徴です。
濃厚なアイスにするか、さっぱりした氷菓にするか迷った日に、その中間を選べる商品として考えられます。全部を軽くするのではなく、濃厚さを残したまま氷を加えているところに、2026年らしい設計が見えますよね。
同日に発売された「爽 パチパチメロンソーダ」は、メロンソーダフロート風の味わいに、口の中で弾けるキャンディを加えた商品です。
無果汁なので、果物のような味わいよりも、喫茶店のクリームソーダを思わせる楽しさを求める人に向いています。
ミニストップの「ハロハロ パチパチシャインマスカット」は、7月10日に発売されました。
シャインマスカット果汁を配合したシロップ、北海道ミルクソフト、パチパチキャンディを組み合わせています。価格は540円で、店内のイートインスペースで食べる場合は適用税率が異なります。
外出中にその場で楽しむ商品と、持ち帰って冷凍庫から出して食べる商品では、同じアイスでも役割が違います。価格を見るときは、味や容量だけでなく、食べる場所も含めて考えると納得しやすいでしょう。
チョコミントやパチパチ食感も夏の選択肢
セブンプレミアムの「チョコミント氷」は、7月14日から数量限定で順次発売されました。
ミントシロップと氷を混ぜて凍らせ、スプーンを入れやすい柔らかさに整えています。チョコチップとミントアイスの配合を調整し、チョコの存在感をやや強めている点も特徴です。
ミントの清涼感は欲しいけれど、強烈なミント味は少し心配という人にも、比較的試しやすい設計と考えられます。
夏のコンビニアイスは、果実系だけではありません。
弾けるキャンディ、メロンソーダ、チョコミント、濃厚なれん乳など、食べたときの「楽しさ」や「驚き」を軸にした商品も豊富です。味の好みがはっきりしないときは、食感から選ぶ方法もありますよ。
秋のコンビニアイスは和梨とシャインマスカットを先取り
秋の入口では、まだ暑さが残る一方で、梨やぶどうなど季節の移り変わりを感じる味が選びやすくなります。
2026年8月に登場した和梨とシャインマスカットの商品は、夏アイスの軽さと秋の味覚をつなぐ存在です。
秋のアイスというと、さつまいも、栗、キャラメルのような濃厚な味を思い浮かべる方もいるでしょう。
しかし、8月後半から9月にかけては、暦の上では秋でも気温が高い日があります。その時期には、みずみずしい和梨やシャインマスカットのほうが、体感に合うこともあります。
「爽 贅沢果実シャインマスカット」は果実感と微細氷が特徴
ロッテの「爽 贅沢果実シャインマスカット」は、果実を主役にした贅沢シリーズの第4弾として、2026年8月17日に全国で発売されました。
果汁・果肉を7%使用し、シャインマスカットジュレと微細氷を組み合わせています。
口に入れた直後は濃い果実感があり、その後に微細氷が後味をすっきりさせる構成です。果汁や果肉の存在感を残しながら、重たくなりすぎないように整えられています。
価格は270円で、コンビニエンスストアのほか、スーパーマーケットなどでも販売される商品です。
同じシャインマスカットでも、ミニストップの「ハロハロ パチパチシャインマスカット」とは方向性が異なります。
ハロハロはシロップ、ソフトクリーム、キャンディを組み合わせたにぎやかな味わいです。一方、「爽 贅沢果実シャインマスカット」は、ジュレと微細氷による果実感が中心です。
そのため、外出先で楽しい刺激を味わいたいならハロハロ、家で落ち着いて果物の香りを楽しみたいなら「爽」というように、食べる場面から選ぶと分かりやすいでしょう。
「まるで和梨」は暑さが残る秋にも合う
「セブンプレミアム まるで和梨」は、外側と内側で役割を分けた商品です。
外側は果汁によるみずみずしさ、内側は果肉を思わせるジューシーな食感が中心です。濃い果実感から始まり、最後はすっきりと感じられるため、秋口の暑い時期にも食べやすいでしょう。
数量限定で、一部店舗では取り扱いがない場合があります。
季節の移り変わりを映した商品ほど販売期間が短くなりやすいため、気になるアイスを見つけたら、販売状況や在庫をその場で確認しておくと安心です。
ここで大切なのは、「秋だから濃厚な味を選ぶ」と決めつけないことです。
季節を味で楽しむときも、暦だけでなく、その日の気温や食後の気分を基準にすると選択肢が広がります。みずみずしい秋味という見方を持つと、和梨やシャインマスカットの魅力をより自然に楽しめますよ。
冬に向く濃厚コンビニアイスとブランドコラボ
冬は、チョコレート、練乳、濃厚ミルクなど、口どけやコクをゆっくり味わえるアイスが似合います。
暖房の効いた部屋で、温かい飲み物と一緒に濃厚なアイスを食べる時間は、夏とは違った満足感があります。
2026年夏に発売された商品の中にも、秋冬の濃厚系アイスにつながる流れを感じさせる商品がありました。
「SHALILI チョコレートアイス」は多層食感が魅力
井村屋の「SHALILI チョコレートアイス」は、2026年8月17日から一部のコンビニエンスストアで先行発売されました。
そのほかの店舗では、8月31日から順次販売される期間限定品です。
鈴鹿布引山系の天然水を原料とする微細氷入りアイスに、クーベルチュールチョコレートを使った濃厚なソースを合わせています。天面にはカカオニブと、ほろ苦いキャンディチップをトッピングしました。
食べ進めると、微細氷の「シャリッ」、カカオニブなどの「カリッ」、チョコソースの「とろり」という変化を感じられる構成です。
価格は226円です。
濃厚なチョコレート味は冬を連想させますが、微細氷を入れることで暑い時期にも重たくなりすぎないよう調整されています。
このように、濃厚な素材と冷たい食感を組み合わせれば、季節をまたいで商品を提案できます。秋冬向けの素材を早い時期から楽しめる点も、2026年のコンビニアイスの面白さでしょう。
「白くまの贅沢チョコレート」は親しみやすさと特別感を両立
セブン-イレブンの「白くまの贅沢チョコレート」は、練乳氷菓の白くまと、チョコレートブランドのゴディバが組んだ商品です。
2025年は一部地域で販売され、SNSを中心に反響を集めました。2026年は販売地域が全国へ広がり、6月30日から順次発売されています。
濃厚なチョコレート氷にチョコレートソースを混ぜ、ベルギー産チョコレートを使ったダークチョコレートアイスを重ねた仕立てです。
さらに、チョコフレーク、北海道産練乳、いちご、みかんの果肉も入っています。チョコレートの濃厚さだけでなく、果肉の酸味や食感も加わっている点が特徴です。
価格は496円です。
普段のおやつとして気軽に食べるというより、「今日は少しぜいたくをしたい」という日に選びやすい位置づけでしょう。
白くまの親しみやすさと、ゴディバの特別感を一つにした点も見逃せません。定番として知られるブランド同士が組むことで、初めての商品でも味を想像しやすくなる効果があると考えられます。
コンビニアイスの今後を筆者はどう見る?
筆者として特に注目したいのは、夏向けと冬向けという従来の境目が薄くなっていることです。
以前は、夏にはさっぱりした氷菓、冬には濃厚なアイスという分け方が分かりやすいものでした。
ところが2026年は、濃厚なチョコレートに微細氷を合わせたり、プリンやティラミスをかき氷にしたりと、異なる季節の魅力を一つの商品に取り込む例が増えています。
これは、商品が気温だけでなく、「今日はどんな気分か」に合わせて作られているということでもあります。
暑いけれどチョコレートが食べたい日には「SHALILI チョコレートアイス」、さっぱりしたいけれど甘い満足感も欲しい日には「鬼れん乳」、果物らしい味を求めるなら「まるでシリーズ」というように、選択肢が細かく分かれています。
個人的には、これからのコンビニアイス選びでは、味だけでなく「食べる環境」を考えることがさらに重要になると思います。
持ち帰ってすぐ食べるならアイスバー、家でゆっくり味わうなら多層カップ、外出中の休憩なら店頭調理のハロハロというように、溶けるまでの時間や食べる場所も立派な選択基準です。
たとえば、冷凍ケースから自宅まで時間がかかる場合は、形を保ちやすい商品を選びたいことがあります。反対に、店の近くで食べるなら、ハロハロのようにその場で完成する商品の魅力が生きます。
価格帯の広がりも大きな変化です。
151円の「大人なガリガリ君南国パイン」から、540円の「ハロハロ パチパチシャインマスカット」まで、同じコンビニアイスでも役割が異なります。
日常的に食べる一本、仕事や買い物の途中で楽しむデザート、頑張った日のごほうびを、同じ売り場で選べるようになりました。
ただし、価格が高い商品ほど満足度が高いと決まっているわけではありません。
容量、素材、食感、食べる場所、食べるまでの時間を合わせて考えることが大切です。少量でも多層食感を楽しめる商品が合う人もいれば、200mlの「明治 エッセル スーパーカップ 超バニラ」のように、分かりやすい満足感を重視する人もいます。
今後も、果実の旬を先取りする商品、複数ブランドのコラボ商品、音や刺激まで楽しめる商品は増えていくと考えられます。
一方で、限定品が増えるほど、「いつでも同じ味を買える安心感」も大切になります。
そのため、定番商品と短期間の新商品がそれぞれの役割を持ち、売り場を支えていく流れは続くでしょう。
筆者としては、コンビニアイスの魅力は新商品を追いかけることだけではないと考えています。
季節限定品を楽しみながら、最後は自分が何を食べたいのかに戻れること。果実感なのか、濃厚さなのか、食感なのか、それとも安心して食べられる定番感なのかを考える時間そのものが、忙しい毎日の小さな楽しみになるのではないでしょうか。
まとめ
2026年のコンビニアイスは、春のミルク系、夏の氷菓や果実系、秋の和梨・シャインマスカット系、冬に似合う濃厚チョコ系というように、季節ごとの選択肢が広がっています。
夏には、「セブンプレミアム まるですいか」の6年ぶりの復活、「セブンプレミアム まるで和梨」、「爽 贅沢果実シャインマスカット」など、果物を思わせる商品が登場しました。
そのほかにも、5層仕立ての「ティラミス氷」、プリンと氷を組み合わせた「プリン氷」、3種類の食感を重ねた「鬼れん乳」、弾けるキャンディ入りの商品など、食感の多様化が進んでいます。
濃厚なチョコレートと微細氷を組み合わせた「SHALILI チョコレートアイス」や、白くまとゴディバを組み合わせた「白くまの贅沢チョコレート」からは、季節をまたいで楽しめる商品設計も見えてきます。
迷ったときは、季節だけで決めなくても大丈夫です。
さっぱり感、果実感、濃厚さ、食感、容量、食べる場所のうち、今いちばん欲しいものを一つ決めると、自分に合うコンビニアイスを見つけやすくなりますよ。
価格や販売地域、在庫、取り扱い状況は変わる場合があるため、購入前にはメーカーやコンビニの公式情報、利用店舗の表示を確認してください。
よくある質問
2026年夏に注目されたコンビニアイスは?
「セブンプレミアム まるですいか」「セブンプレミアム まるで和梨」「爽 贅沢果実シャインマスカット」「SHALILI チョコレートアイス」などです。
デザートかき氷では、「セブンプレミアム ティラミス氷」と「セブンプレミアム プリン氷」も登場しました。
さっぱり食べたいときはどれを選べばいい?
果実系のアイスバーや微細氷入りの商品が候補になります。
パインの果汁感を楽しみたいなら「大人なガリガリ君南国パイン」、すいかや和梨の食感を味わいたいなら「まるでシリーズ」、ぶどう系の果実感を求めるなら「爽 贅沢果実シャインマスカット」が選びやすいでしょう。
濃厚なアイスを食べたいときはどれが候補?
チョコレートの濃厚さを重視するなら「白くまの贅沢チョコレート」や「SHALILI チョコレートアイス」が候補です。
ミルクのコクを楽しみたい場合は、ミニストップの「北海道ミルクソフト」、ファミリーマートの「赤城 たべる牧場ミルク」、「Sof’ ミルクバニラ(カップ)」なども選択肢になります。
コンビニアイスの価格や在庫は全店舗で同じ?
店舗、地域、時期によって異なる場合があります。
数量限定、期間限定、先行販売の商品もあり、一部店舗では取り扱いがないこともあります。価格や販売状況は、メーカーやコンビニの公式情報、利用する店舗で最新の内容を確認してください。
星野 結衣(暮らしサポートライター)