Chromeでページ全体をスクリーンショットするなら、標準のDevToolsを開き「Capture full size screenshot」を実行すれば、拡張機能なしで保存できます。Windowsなら「F12→Ctrl+Shift+P」、Macなら「Command+Option+I→Command+Shift+P」が基本です。
「今見えている部分だけではなく、縦に長いWebページを最初から最後まで1枚で残したい」という方に向けて、2026年8月時点でGoogle Chrome公式情報を確認しながら、最短手順と失敗しやすいポイントを初心者向けに整理します。
Chromeでページ全体をスクリーンショットするには?
ChromeでWebページ全体を撮るなら、Chrome DevToolsのコマンドメニューからフルページキャプチャを実行する方法が基本です。
GoogleのChrome DevTools公式情報でも、DevToolsにはページ全体や指定範囲などをスクリーンショットする機能が用意されています。
まず、Windowsでページ全体を保存する手順を先にまとめます。
- スクリーンショットしたいWebページをChromeで開く
- 「F12」または「Ctrl+Shift+I」でDevToolsを開く
- 「Ctrl+Shift+P」を押してコマンドメニューを開く
- 検索欄に「screenshot」と入力する
- 「Capture full size screenshot」を選ぶ
- 画像が保存されたことを確認する
Google公式のショートカット一覧では、Windows/LinuxでDevToolsを開くキーとして「F12」または「Control+Shift+I」、Macでは「Command+Option+I」が案内されています。
また、コマンドメニューはWindows/Linuxなら「Control+Shift+P」、Macなら「Command+Shift+P」で開けます。
つまりWindowsなら、まずは次の流れだけ覚えておけば大丈夫ですよ。
F12 → Ctrl+Shift+P → screenshot → Capture full size screenshot
以前の解説では検索欄に「full」と入れる方法もよく紹介されていますが、Chromeの画面表示や候補名は更新で変わる可能性があります。
そのため、この記事ではGoogle公式が案内しているスクリーンショット機能に合わせて、「screenshot」と検索して目的のコマンドを選ぶ方法をおすすめします。
MacでChromeのページ全体を撮る手順は?
Macでも考え方は同じです。
- Chromeで撮影したいページを開く
- 「Command+Option+I」でDevToolsを開く
- 「Command+Shift+P」でコマンドメニューを開く
- 「screenshot」と入力する
- 「Capture full size screenshot」を選ぶ
WindowsとMacで違うのは、主に最初のショートカットキーです。
「難しそう」と感じるかもしれませんが、実際に使うのはDevToolsの数ある機能のうち、スクリーンショットのコマンドだけです。
HTMLやプログラムを書き換える必要はありませんし、設定を変更する必要もありません。
パソコン操作が苦手な方は、DevToolsの細かな文字を読もうとすると余計に戸惑ってしまいますよね。
DevToolsを開く→コマンドメニューを開く→screenshotと入力する。
ここだけを一本道として覚えておくと、かなり気持ちが楽になりますよ。
Chromeの普通のスクショと「ページ全体」は何が違う?
Chromeのスクリーンショットで迷いやすい原因は、「画面に見えている範囲」と「Webページ全体」が別物だからです。
Windowsのスクリーンショット機能などで撮影すると、基本的には現在ディスプレイに表示されている部分を画像として残します。
一方、Chrome DevToolsの「Capture full size screenshot」は、下へスクロールしなければ見えない部分も含め、長いページ全体を1枚の画像として残すための機能です。Google公式もDevToolsでフルページキャプチャができることを案内しています。
使い分けは、次のように考えると分かりやすいですよ。
やりたいこと 向いている方法
今画面に見えている部分だけ撮りたい Windows・Macの通常スクショ
Chromeの長いページを全部撮りたい DevToolsのフルページキャプチャ
頻繁にワンクリックで全体を撮りたい Chrome拡張機能
あとで文章を読み返したい PDF保存も検討
私なら、通常のスクリーンショットを「窓から今見えている景色を写真にするもの」、フルページキャプチャを「長い巻物を全部広げて1枚にするもの」と考えます。
この違いが分かるだけで、「スクショしたのにページの下側が入っていない」という失敗をかなり避けやすくなります。
たとえば、チャットでエラー画面の一部分を見せるだけなら通常スクショで十分です。
一方、Webサイトの修正前後を記録したり、長い申し込み案内を画面の見た目ごと保存したりするなら、ページ全体のスクリーンショットが便利ですよ。
Chromeのスクリーンショットはどこに保存される?
Chrome DevToolsから取得したスクリーンショットは、Chromeで設定されているダウンロード先を確認するのが確実です。
Googleの案内では、Chromeでダウンロードしたファイルは既定のダウンロード場所へ保存され、設定画面から保存先を変更したり、毎回保存場所を確認する設定にしたりできます。
そのため、「必ずダウンロードフォルダに入る」と決めつけないことがポイントです。
標準設定のまま使っているパソコンでは「ダウンロード」フォルダに入っていることが多いものの、以前にChromeの保存先を変更していれば別の場所へ保存されます。
「スクショしたはずなのに見つからない」というときは、次の順番で確認すると迷いにくいですよ。
- Chromeのダウンロード履歴を確認する
- パソコンの「ダウンロード」フォルダを見る
- Chromeの「設定」からダウンロード先を確認する
- 「ダウンロード前に各ファイルの保存場所を確認する」設定の有無を見る
ここは小さな違いですが、かなり大切です。
操作方法の記事では「どのキーを押すか」に目が行きがちですが、実際に初心者の方が困りやすいのは、撮れなかったことより、撮れた画像がどこへ行ったか分からなくなることだったりしますよね。
スクリーンショットを撮る前に保存先を一度確認しておけば、「成功したのか失敗したのか分からない」という不安も減らせます。
Chromeでページ全体をうまく撮れないのはなぜ?
Chromeのフルページスクリーンショットは便利ですが、Webページの作りによっては、想像していた見た目と少し違う画像になる場合があります。
特に注意したいのが、スクロールしたときに後から画像や内容を読み込むページです。
最近のWebサイトでは、最初からページ内のすべての画像を読み込まず、読者が下へ移動した段階で必要な画像を表示する「遅延読み込み」が使われることがあります。
このようなページでは、撮影時点でまだ読み込まれていない画像があると、一部が空白になったり、表示が整わなかったりする可能性があります。
対策としては、撮影する前に一度ページを下までゆっくりスクロールし、必要な画像や文章が表示されたことを確認してからフルページキャプチャを試す方法があります。
また、画面上部に追従してくるメニューや、スクロールに応じて表示が変わる部品があるWebサイトでは、通常のページとは違った仕上がりになることもあります。
ここで大切なのは、フルページスクリーンショットは「Webページのデータそのものを保存する機能」ではなく、そのページを画像として記録する機能だと考えることです。
動きのあるページやログイン状態で内容が変わるページほど、撮影後の画像を一度開いて、必要な部分がきちんと入っているか確認してくださいね。
「Capture full size screenshot」が見つからないときは?
まずはDevToolsが開いている状態で「Ctrl+Shift+P」または「Command+Shift+P」を押せているか確認しましょう。
Google公式では、このキー操作でDevToolsのCommand Menuを開き、そこから各種コマンドを検索できると案内しています。
検索欄では「full」だけにこだわらず、「screenshot」と入力して候補を探すほうが分かりやすいですよ。
Google公式のCommand Menuの説明でも、「screenshot」と入力するとスクリーンショット関連のコマンドを探せることが示されています。
もし表示名が英語と少し違って見える場合も、Chromeのバージョンや表示言語によってUIが変わる可能性があります。
操作記事では古い画面の文言を丸暗記するより、「DevToolsのCommand Menuでスクリーンショット機能を検索する」という仕組みを覚えておくほうが、アップデート後も迷いにくいと私は考えています。
Chrome拡張機能でページ全体を撮る方法は?
「ページ全体を頻繁に撮るので、毎回DevToolsを開くのは少し面倒」という方には、Chromeのスクリーンショット拡張機能も選択肢になります。
2026年8月時点でChromeウェブストアを確認すると、「GoFullPage – Full Page Screen Capture」はページ全体のキャプチャに対応しており、拡張機能のアイコンをクリックするか「Alt+Shift+P」で撮影し、画像やPDFとして保存できると案内されています。
Chromeウェブストア上では、2026年1月21日に更新されたバージョン8.6が掲載されており、提供元はFull Page LLCです。
毎日のように長いWebページを保存する人なら、ワンクリックで撮れる操作性は確かに魅力ですよね。
ただし、私は初心者の方ほど、最初から拡張機能を増やしすぎないほうが分かりやすいと考えています。
たまにページ全体を保存する程度ならChrome標準のDevToolsで十分です。
「週に何度も使う」「DevToolsを開く操作が負担」と感じるようになってから、拡張機能を検討しても遅くありません。
Chrome拡張機能は何を確認して選ぶ?
拡張機能は便利ですが、追加するときには機能だけでなく、提供元や権限、更新状況も確認しましょう。
Chromeウェブストアでは、拡張機能ごとに提供元、更新日、プライバシー情報などを確認できます。
GoFullPageについては、Chromeウェブストア上でFull Page LLCが提供元として掲載され、データの取り扱いに関する開示も表示されています。
ただし、ストア上の評価が高いからといって、会社や学校のパソコンへ自由に追加してよいとは限りません。
組織によっては拡張機能のインストールを管理者が制限していたり、承認されたもの以外の利用を禁止していたりします。
仕事用パソコンなら、まずChrome標準機能を使い、拡張機能が必要な場合は勤務先のルールを確認するのが安心ですよ。
ここで私が特にお伝えしたいのは、「拡張機能を使わない=必ず安全」「拡張機能を使う=危険」という単純な話ではないことです。
どの方法で撮影しても、スクリーンショットの中に個人情報や社内情報が写っていれば、保存先や共有方法には注意が必要です。
撮影方法の選択と、撮影した画像の管理は別々に考えましょう。
スクショとPDF保存はどう使い分ける?
Webページを残したいからといって、いつもスクリーンショットが正解とは限りません。
見た目を1枚の画像として残したいならスクリーンショット、あとで文章を読み返したいならPDF保存も候補になります。
たとえばWebデザインの修正前後を比較したいときは、ページ全体をスクリーンショットにしておくと見た目の差を確認しやすいですよね。
一方、長い説明ページを資料として保存したいだけなら、極端に縦長のPNG画像よりPDFのほうが読みやすい場合があります。
迷ったときは、次の3つだけで考えてみてください。
見えている部分だけ必要なら通常スクショ。
Webページの見た目を上から下まで残したいならChromeのフルページスクリーンショット。
あとで文章を資料として読みたいならPDF保存。
この3択にすると、「スクリーンショットの機能を全部覚えなきゃ」と頑張る必要がなくなります。
パソコン操作って、機能を増やすほど便利になるように見えて、実際には選択肢が増えすぎると迷いやすくなるんですよね。
私は、初心者の方には「一番多機能な方法」ではなく、目的を満たす一番少ない操作を選ぶのがよいと思っています。
Chromeスクショで注意したい個人情報と共有
Chromeでページ全体をスクリーンショットすると、画面の下のほうにある情報まで画像に入る可能性があります。
ログイン後のマイページ、注文履歴、管理画面、社内システムなどを撮影するときは特に注意してください。
画面上で見ているだけなら数秒で閉じられる情報でも、スクリーンショットを撮れば画像ファイルとして残ります。
そのままメールやチャットへ添付すると、意図していなかった氏名、メールアドレス、住所、注文番号などまで相手に見えてしまう場合があります。
ページ全体を撮影したあとは、送信する前に画像の上から下まで確認することをおすすめします。
必要な一部分だけ共有するなら、フルページ画像をそのまま送らず、必要な範囲だけ切り取るのも方法です。
ぼかしや黒塗りなどで情報を隠す場合も、編集後の画像を拡大して、本当に読めない状態になっているか確認しましょう。
私がスクリーンショットで一番大事だと考えているのは、実は撮影の速さではありません。
「撮れた」で終わらず、「この画像を保存してよいか、相手へ送ってよいか」まで確認することです。
ページ全体を簡単に保存できるようになるほど、画面外にあった情報まで一緒に記録されます。
フルページキャプチャの便利さと、情報管理はセットで覚えておきたいですね。
Chromeでページ全体をスクリーンショットする方法まとめ
Chromeでページ全体をスクリーンショットするなら、拡張機能を入れなくてもChrome DevToolsの「Capture full size screenshot」を利用できます。Google公式でもDevToolsによるフルページキャプチャが案内されています。
Windowsなら「F12またはCtrl+Shift+I」→「Ctrl+Shift+P」、Macなら「Command+Option+I」→「Command+Shift+P」と進み、「screenshot」と入力してフルサイズのキャプチャを選ぶ流れが分かりやすいでしょう。
たまにページ全体を撮るだけならChrome標準機能、何度も撮るなら拡張機能、文章を資料として読み返したいならPDF保存というように、目的で使い分けると迷いません。
そして保存先はパソコンによって固定ではなく、Chromeのダウンロード設定で変更できます。「撮れたのに見つからない」ときは、まずChromeで設定されているダウンロード先を確認してください。
スクリーンショットは、操作そのものより「何を残したいのか」を先に決めるとぐっと簡単になります。
長いWebページを1枚に残したいときは、まずChrome標準のフルページキャプチャから試してみてくださいね。
よくある質問
Chromeでページ全体をスクショする一番簡単な方法は?
拡張機能を追加したくない場合は、Chrome DevToolsを使う方法があります。
Windowsでは「F12またはCtrl+Shift+I」→「Ctrl+Shift+P」、Macでは「Command+Option+I」→「Command+Shift+P」と進み、「screenshot」と入力して「Capture full size screenshot」を選びます。
Chromeのスクリーンショットはどこに保存されますか?
Chromeで設定されているダウンロード先を確認してください。
標準設定では「ダウンロード」フォルダになっていることが多いですが、Chromeの設定で保存先を変更したり、保存するたびに場所を確認する設定にしたりできます。
Chrome拡張機能なしでもページ全体を撮れますか?
はい。Chrome標準のDevToolsにはフルページスクリーンショット機能があり、Google公式でもページ全体をキャプチャできることが案内されています。
頻繁に撮影する場合はGoFullPageのような拡張機能も選択肢ですが、まずは追加インストール不要の標準機能から試すと分かりやすいですよ。
暮らしサポートライター 星野 結衣