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2025年節分での豆まきの意味や由来は?正しいやり方は?

2025年節分での豆まきの意味や由来は?正しいやり方は? 節分
節分の画像

「鬼はそと!福はうち!」で有名な節分の豆まきでが、

子どもに、先日「なんで豆を投げるの?どうして?鬼はそと!福はうち!ってどういう意味?」と、聞かれ返事に困ってしまいました。

なんて答えたら・・・・・。答えを聞き出すまでかじりついている粘りさには、親も顔負けの状態です。

子どもの質問はいつも素朴ですが、鋭くて、親はとても大変です。

あなたは節分に豆まきをする理由や「鬼はそと!福はうち!」の意味についてご存知でしょうか?

子どもに聞かれても慌てないように、今回は節分の豆まきの意味や理由について正しい豆まきの
やりかたなど、節分の豆まきの基本情報についてご紹介いたします。

節分の豆まきの意味や由来は?

あなたは「節分」の意味についてご存知ですか?まずは「節分」についてご紹介します。

節分とは本来、「季節を分ける」つまりは「季節の変わり目」のことを意味しています。

季節が移り変わる「節日」を指し「立春・立夏・立秋・立冬」とそれぞれの前日を指すもので、1年に4回あったのです。
そのなかでも、厳しい冬の季節を乗り越えた後の「立春」は、1年の始まりとして特に尊ばれ、旧暦で年があらたまる重要な日にあたっていたため、次第に「節分」といえば、 「立春」の前日のみを指すようになっていき、現在では「節分」と言えば、立春(毎年2月4日頃)の前日である2月3日(※年によって前後します)のみを意味するようになりました。

2025年の節分の日付は?

 

 

2025年の節分の日付は2月2日(日曜日)になります。

立春の日付は、1985年~2020年までずっと2月4日なのですが、2021年には2月3日に立春が訪れたりしました。

なので節分の日付もこれに順応して2019年も2月3日となりますが、2021年には2月2日が節分になりましたね。

2025年から周期が元に戻り、2月2日の日付が節分になっております。

2025年の節分は日曜日ということで、お仕事などの勤めの方が休日という所が多いのでないでしょうか?

2022年~2026年の節分と恵方のまとめ

  • 2022年 2月3日(木) 北北西やや北
  • 2023年 2月3日(金) 南南東やや南
  • 2024年 2月3日(土) 東北東やや東
  • 2025年 2月2日(日) 西南西やや西
  • 2026年 2月3日(火) 南南東やや南

となります。

「立春の前の日が節分」という覚え方をしておけばよろしいかと思います。

年によって前後するので、何日という覚え方ができません。

立春の前の日という覚えかたを忘れないようにいたしましょう。

 

節分に豆まきをする由来は?

豆まきを行う「節分」とは、季節を分けるということを意味しており、季節の変わり目は邪気が入りやすいと信じられていました。

古代中国では、鬼を払う邪気払いの行事が行われていたといいます。これが奈良時代になって日本に伝わり、もともと日本で行われていた「豆打ち」という儀式が合わさり、豆まきが行われるようになったと言われています。

 

豆の食べ方・食べる数

豆を食べるのは、豆まきが終わったあとです。豆まきが終わったら、そのまいた豆を自分の年齢よりも1個多く食べます。これは数え年の分食べるためです。

 

鬼は外!福は内!の意味は?

 

「鬼」という言葉は、「隠(おん)」が転じたものとされています。

本来、鬼は、「姿の見えない者」や「この世ならざる者」など得体の知れない「邪気」のことを意味し、災害や病気などの悪いことなどは全部鬼の仕業と捕らえ考えられていました。

そのため、「邪気」である「鬼」を払い、福を呼び込むという考えから、「鬼は外!福は内!」の掛け声をかけながら豆をまくようになっていったのです。

豆まきの時の掛け声として有名な「鬼は外!福は内!」ですが、東京の浅草寺では、観音様の前に鬼はいないということから「千秋万歳福は内(せんしゅうばんざいふくはうち)」と言い、豆をまきます。他にも「鬼は外」と唱えない寺や神社、地域によっても掛け声が違う場合があります。

節分の豆まきの正しいやり方は?

節分の豆まきをする時間ですが、鬼は夜に出てくると言われているので、節分の日の夜に行います。

1.まずは玄関の内側から、玄関の内側から外に向かって「鬼は~外」と言いながら3回まきます。
豆をまく人以外は、少し後ろで掛け声だけをかけます。
掛け声は思いっきり元気よくだしましょう!

2.各部屋の窓から、次は、各部屋の窓から外へさっきと同じ要領で「鬼は~外」と3回づつ言いながら豆をまきます。
この時も、豆をまく人以外は、少し後ろで掛け声だけをかけます。

3.玄関の外側から、各部屋の窓から外への豆まきが終わったら、玄関に戻って、玄関の外から家の中へ向かい「福は~内」と言いながら3回まきます。

同じように豆をまく人以外は、少し後ろで掛け声だけをかけます。

4.各部屋をまわる、部屋にまくときは、部屋の入り口から部屋の中に向かい「福は~内」と言いながら3回まきます。
豆をまく人以外は、少し後ろで掛け声だけをかけます。

このような手順で、各部屋をくまなく、順番にまわります。部屋数が多い家などは、回るのに時間もかかってしまいますね。
(お風呂やトイレもまくことが、望ましいです。)

5.豆を食べる、豆まきが終わったら、自分の数え年(自分の満年齢+1)の数の豆を無言で静かに食べます。
無言ですよ。

豆の数が多すぎて食べきれない場合は、茶碗に豆を入れ熱いお茶を注いでお茶だけ飲んでもいいとされています。
また、取っておいてから、おやつ代わりに食べるのもありです。

6.片付ける、食べ終わったら、掃除機や箒(ほうき)で豆まきした豆を片付けます。

これが、節分の豆まきの正しいやり方はです。

まとめ・2025年節分での豆まきの意味や由来は

 

現在では、昔ながらの豆まきをするご家庭も少なくなってきており、家族で楽しむイベントの意味合いも強くなっています。

日本に受け継がれる年中行事のひとつとして、しきたりにとらわれず家族みんなで仲良く豆まきをするのもいいですし、昔ながらの豆まきにチャレンジしてみるのもおすすめかもしれません。

鬼役になったパパさんはこのときばかりは、大変ですね。子供たちに豆をぶつけられるのですから。ここぞとばかり、節分とは・・・豆まきの由来について子供に話して見るのも良い機会ではないでしょうか。

何のためにやっているのか、しっかり教えて次の時代に引き継ぐこともよいことだと思います。

仕事が忙しかったりしてじっくりと子供に教える時間が取れないことが多いと思いますが、日本古来の行事の意味を教える意味で子供さんとじっくり話す時間をとってはどうでしょうか。

 

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